脊髄神経やその周囲の組織から発生した腫瘍によって神経が圧迫され痛みや麻痺が出現します。原因ははっきりわかっていません。 脊髄腫瘍が良性の場合、数ヶ月から数年で症状が進行し、悪性の場合は症状が早く進行します。
はじめ手足の感覚が障害され、局所の痛みが出現する場合もあります。 腫瘍が増大して脊髄の圧迫がひどくなるにつれて、手足の麻痺が出現し、更に進行すると尿や便が出にくくなったり、もらしてしまうこともあります。 腫瘍は少しずつ大きくなっていくので、神経の圧迫がある場合には手術が必要となります。
当院では脊椎モニタリングを使用することで、麻痺の危険を減らし、年間約14件の脊髄手術を必要に応じ整形外科と脳神経外科や呼吸器外科と共同による手術を行っています。

   

東京医科大学 整形外科 遠藤健司