山本教授の発案で始まった基礎的外科手技教育の一環で、毎年5月から6月に行われています。多忙な毎日の中、若手医師にじっくり手術手技を教える時間と空間を作ることを目的に始まりました。以前は福島まで前泊して行われていましたが、4年前から川崎にて日帰りで可能となりました。今年は10年目と節目の年となり、船橋整形外科の粟飯原孝人先生(当科兼任講師)と脳外科深見真二郎講師を講師として迎え、6月18日にまる1日かけて実習を行いました。上原、遠藤宏朗、宮内、林の4人の新入医局員と2年目の2人、脊椎班スタッフ、病棟ナース2人が参加し、顕微鏡下での縫合、ルーペ、ハイスピードドリル、インプラントの使用方法などドライラボ、頚椎、腰椎の除圧、顕微鏡、腸骨採骨法、前方除圧固定などが行われました。基礎的な手技をしっかり身につけることで、安全な手術ができるようにオペレーターのスタッフが、マンツーマンで教えました。教科書では学べない手術手技の実習です。終了後、山本教授からのCertificationが渡されました。お疲れさまでした。