日本整形外科学術集会2019

日本整形外科学術集会は、毎年春に行われる整形外科学会全体を網羅する一番大きな学会です。今年は、第92回学術集会が横浜で5月9日(木)10(金)、11日(土)、12日(日)の4日間行われ、東京医大からは山本教授指導のもと27演題の発表がありました。ほかの学会と異なり、演題に採用されるのに65.4%の採用率で優秀演題のみが発表となります。脊椎、関節、スポーツ、外傷腫瘍とそれぞれの班から演題が出され、この時は医局員の半分以上が学会に参加し、発表します。1年はあっという間に過ぎますが、医学の進歩はめざましいものがあります。ある分野では、最先端の新知見を提供し、ある分野では多くの発展を学びます。今年は、脊髄損傷に対する、骨髄由来間葉系幹細胞の移植による麻痺の劇的な回復に関するビデオが注目を浴びました。常に医学を研鑽しなければ最先端の医療を目の前の患者さんに提供できなくなります。医局OBの先生達も多く参加され久しぶりのご挨拶もできました。また、整形外科ならではの特徴は、スポーツに関心のある医師が多いため、運動大会も同時開催されます。サッカー、野球、バスケットが、地方大会を勝ち抜き学会での全国大会に出場します。東医からは、サッカーと野球が参加、学会前の早朝6時から皆で一汗かいてからの学会スタートです。良き想い出の一コマとなりました。学会期間中も、外来、病棟には患者さんがたくさんおり、手術は行われます。留守番担当のDrは、お疲れさまでした。来年は、福岡で行われる予定です。写真は、横浜の会場風景です。

     

 

 

 

 

 

 

4月に入局した左から菊地先生、上嶋先生      4月に入局した左から山城先生、間渕先生

 

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