6月23,24日に三重県伊勢シティホテルで、第16回整形外科痛みを語る会(代表世話人:伊勢赤十字病院整形外科 榊原紀彦先生)が開かれました。疼痛に関する基礎的、臨床研究が発表される研究会で整形外科領域のトップ施設で行われるクローズの会です。東京医大は、過去10年参加しており、今年は社会人大学生2年の前川麻人先生が、ヒト関節滑膜細胞におけるPGE2によるNGFおよびMMP発現抑制へのDUSP1の関与(澤地恭昇先生指導)を発表し、最優秀賞を受賞し表彰されました。研究は若いうちに始めることが大切で、深い思慮と医学の可能性について学ぶことができます。痛みで苦しむ人の役に立てる研究につながることと思います。おめでとうございます。