東京から朝7時30分の飛行機に乗ると9時過ぎには福岡国際会議場に到着することができました。 10月13日、14日に福岡で第30回整形外科基礎学術学会が行われました。 日本の整形外科は、積極的に臨床医が基礎医学に携わっているのが特徴で、多くの大学院生が参加します。 神経再生、腰痛、歩行障害のバイオメカニクス、椎間板や軟骨の変性(老化)防止に関する研究、長持ちする人工関節の基礎、腫瘍の発生、までさまざまな基礎医学が網羅されます。 東京医大からは、演題採用率が79.8%の中、23演題が採用され活発な議論がなされました。 学会終了後は、博多の屋台でおいしいラーメンをいただきました。お疲れさまです。 「少年老い易く学成り難し、一寸の光陰、軽んずべからず」です。 若者はすぐに年老いてしまい、学問は成就しがたい。 池のほとりで草花をめでているうちに、階下の青々としていた葉はいつの間にか秋色に染まってしまう。 若くして輝いている今、学問(医学の基礎)をしっかり身につけることが大切です。 入局2次募集が始まります。大学で悔いのない時間を一緒に過ごしましょう。お待ちしています。